空手を通して、学ぶこと　…お子様の『つづける力』育てていますか？

このような事例があります。『１００人の大人に「毎日家族全員の靴をそろえて下さい。」を１００日間つづけて下さい。』と課題を出しました。１００日後何人の人が出来たと思いますか？なんと3人しか達成出来なかったそうです。たかが靴をそろえること、と思うかもしれませんが、子供の頃に簡単な事でも１００日間出来たら、お子様の将来に良い影響を与えると思います。

私が空手を通して伝えたい事は、『つづける力』を身につけてほしいということです。やりたくないことや嫌なことから逃げない、感情のコントロールができること。そして、自分に自信を持ち、目標を持って誠実に、積極的に人生を歩む、そんな子供達を育てたいと思います。一人でも多くの子供達が自分の人生を幸せに生きてくれる。そんな手伝いが出来れば私としては大変うれしく思います。

「押忍！（オス！）」と元気のいいあいさつから始まる稽古。
準備運動のかけっこでは、「僕１番！、２番！」と競いあっている子供達のかわいい笑顔がいっぱいです。稽古が始まると一転、かわいい笑顔から真剣な表情に変わるんですよ。
私にも３人の子供がいますが、子供の意思を尊重しつつ、気持ちを上手に切り替え、習い事に通わせることは大変なことだと思います。温かい気持ちで、お子様の気持ちを受け入れ、一緒に楽しく練習していきたいと思います！

空手道　栄神会　指導員：玉置陛香